My Japanese Translation of Surah Al-Asr (103) & Its Tafseer
Mostly based on 6-Volume Tafheemul Quran of Maulana Maududi
103. 時代 (アル・アスル)
慈悲深い、何回何回も無限に慈悲を下さるアッラーの御名において(始めます)。
وَالْعَصْرِ {1} إِنَّ الْإِنْسَانَ لَفِي خُسْرٍ {2} إِلَّا الَّذِينَ آمَنُوا وَعَمِلُوا الصَّالِحَاتِ وَتَوَاصَوْا بِالْحَقِّ وَتَوَاصَوْا بِالصَّبْرِ {3} |
時代にかけて(誓う)。まことに、人間は,喪失の中にいる。ただし、信仰して善行をなし、互いに正し道の事を語り合い,また忍耐を勧めあう者たちは別である。
章の説明
このマッカ初期の啓示は,真理を受け入れた者だけ成功するという,時間にかけた証言である。前章では人生の真の目的から迷い去って,財の蓄積に終始する者に対する警告であったが,ここでは時間を通じ歴史の証明するように,信仰して純潔な生活を営み,努力し忍耐することを知る者には,時間はつねに恵みをもたらすとの教えである。 (ウマル三田了一解説)
内容とテーマ:
この短い章の中で大きいな本でも詳しく説明できないほど大事な内容を含まれています。ここで人間の幸福と不幸の道をはっきりとして伝われています。この章の内容を深く理解した場合は、人間の導きと幸せのためにこれだけが充分です、とイマム・シャファイが皆納得が得られるような表現をしています。預言者モハッマド(彼に平安があれ)の仲間たちがお互いに会った時には、この章をお互いに読んで聞いて貰わないまで別れなかった。(チブラニ)。
解説1:この章では、時代にかけて誓っているのは何かと言うと、それは人間が喪失していることを歴史の流れであらゆる全ての時代で証明されているという事です。その流れに例外として乗っていないのが、四つの性質を持っている人人だけです。その第一は信仰、第二は善行、第三と第四はお互い正し道と忍耐の事を語り合う性質です。これらの性質の事が一つ一つ詳しく理解しなければこの聖クルアーンで言われている言葉の真実性を把握できない。
My Japanese Translation of Surah Al-Humza (104) & Its Tafseer
Mostly based on Tafheemul Quran
104. アル・フマザ章
慈悲深い、何回何回も無限に慈悲を下さるアッラーの御名において(始めます)
وَيْلٌ لِكُلِّ هُمَزَةٍ لُمَزَةٍ {1} الَّذِي جَمَعَ مَالًا وَعَدَّدَهُ {2} يَحْسَبُ أَنَّ مَالَهُ أَخْلَدَهُ {3} كَلَّا ۖ لَيُنْبَذَنَّ فِي الْحُطَمَةِ {4} وَمَا أَدْرَاكَ مَا الْحُطَمَةُ {5} نَارُ اللَّهِ الْمُوقَدَةُ {6} الَّتِي تَطَّلِعُ عَلَى الْأَفْئِدَةِ {7} إِنَّهَا عَلَيْهِمْ مُؤْصَدَةٌ {8} فِي عَمَدٍ مُمَدَّدَةٍ {9} |
災いあれ、当人の前で彼に対して中傷をする者と、当人がいない時にかれに対して陰口をいう者すべてに。それは財を集め、それをずっと増やしていく勘定に夢中になる者。彼は、己の財が己を永久に生かしてくれると勝手に思っているのである。決してそうではない。かれは必ず粉砕する火の中に,投げ込まれる。また、あなたは粉砕する火を何だろか、という事が分かっていますか。(それは)ぼうぼうと燃えているアッラーの火、心臓まで焼き尽し,(彼らが入れられてからその地獄は、)かれらの頭上に完全に覆い被されるのである。(彼らは)かなり長い火の列柱の中に(囲まれているのである。)
章の説明
本章は前章の場合とは正反対に,永遠の善事のために協力する代りに蓄財に専念し,また真理を命じる代りに,他人を中傷して不当に損傷する者に対する警告でマッカ最初期の啓示である。 (ウマル三田了一解説)
この章で第一は、金設けに夢中になった、がめつい、欲深い方々の三つの特徴を指摘されている。それの第一は、そういう人間の考え方である・それの発想はこの章の第三節で仰られているように、金は永久に役に立つ者だろう、と思っている考え方である。
だから、そういう人間の第二の特徴は、第二節で言っているとりに、自分の生きている目的が金儲けだけだと思っていることです。だから、そういう人は、毎日朝から晩まで一生懸命に働いた結果として、財が毎日どのぐらい増えたかの事で、何回何回もその増えた分の計算に夢中なっている。
そういう方の第三の特徴は、第一節で指摘されているように、自分自身だけが金持ちだから自分だけが世の中に一番偉い方で、他のすべての皆さんが悪いと下町の地位の方々だと思っている。それで人の悪口や中傷だけがいつでも言う癖になっている。それで、人の前でも裏でもその人の欠点の事だけを喋っている。
どんな時代でも金の欲深い方々が上に述べたような特徴を持っている。またそのまま豊かな暮らしをしながら、静かに死んでいくように見えるが、この章の第二には、4節から終わりまでに、そういう金持ちの欲深いがめつい方の最後はそう簡単に終わらない、という事を教えています。
この世ではそういう人が金持ちで成功者に見える。けれども、あの世では凄い火に焼かれて、どれほど酷い罰を受けるかの事を詳しく述べられている。(フセイーン・ハーン解説)